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2024/04/29 (Mon)

香港への買い出しブーム

大陸在住者が香港に買い物に行くのは今に始まったことではありませんが、このところの物価高を受け、国境を越える人がますます増えています。いまでは毎週末、約40万人が深センのボーダーを越えているそうです。これは以前より20%の増加となっています。

彼らの行き先の多くは、上水や元朗など、国境から近く、交通費が安く抑えられる地区です。

買い物の対象は、洗剤、シャンプー、食用油、醤油、オイスターソース、トイレットペーパー、歯磨き粉といった日用品です。

国境を越えてトイレットペーパーを買いに行くというのは、一見理解しがたいように思えますが、値段を比較すると納得がいきます。香港のスーパーでは12ロール入りが27HKD（約23元）なのに対して、広州では、同レベルの商品が30-35元もします。他の日用品も香港で買うほうが20-30%安い状況です。大量にまとめ買いすれば、かりに交通費がかかるとしても、ペイできるので、わざわざ香港に買い出しに行く訳です。

これら日用品は、ほとんどの場合メイドインチャイナなのですが、中国国内のほうが高く売られているのは、不思議なことですね。

また、香港で売られている物の品質は、例え同じメーカーの全く同じ商品であっても、より信頼できるという先入観も拍車をかけているようです。人によっては、香港で売っている商品のバーコードを見て、6から始まる（中国向け）ものは避け、4から始まる（香港向け）ものだけを買うようにしているそうです。

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2010/12/08 (Wed) 広州の現状 Trackback() Comment(0)

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