広州には、「羊城通」という公共交通機関で利用できるICカードがあります。香港の八達通(オクトパスカード)や深センの深セン通とほぼ同じものです。
羊城通があると、小銭を持つ必要がないのでとても便利です。コンビニでデビットカードとして使うこともできます。
便利な以外に、乗車料金の割引があります。地下鉄に限り、乗車料金から5%割引されます(例、2元→1.9元)。バスは割引がありません。
この度、新たな割引が実施されることになりました。とはいえ、すべての利用に関して割り引きされる訳ではなく、月極の定期券方式となっています。大部分の人が利用できる一般向け定期券の概要は下記の通り。
◆一般向け月極定期券(普通月票)◆
2008年10月中旬発行開始、11月1日使用開始。
以下のタイプがあり、チャージする時に選択できます。
1,バス定期券(回数制限あり) 月額88元
1ヶ月に90回バスに乗車可能。路線制限なし。
2,バス定期券(回数制限なし) 月額88元
選択した2路線であれば、その月は回数制限なく乗車可能。
3,地下鉄定期券(回数制限あり) 月額55元
1ヶ月に20回地下鉄に乗車可能。
4,地下鉄定期券(回数制限あり) 月額88元
1ヶ月に35回地下鉄に乗車可能。
5,地下鉄定期券(回数制限あり) 月額115元
1ヶ月に50回地下鉄に乗車可能。
◆メリットを受ける人◆
・バスの乗車回数が多い人、乗り換えをよくする人
月に90回、2元のバスに乗る人は、これまで180元支払う必要がありましたが、1番の定期券を買えば、88元で済みます。
・地下鉄で長区間乗車する人
現在、地下鉄3号線を使って、番禺から体育西路に行く場合、片道7元かかります。月50回この区間を乗る場合、これまで350元必要でしたが、5番の定期券を買えば、115元で済みますので、かなりお得です。
月の利用回数が少ない場合は、今回の定期券から特に恩恵を受けることができません。
◆その他MEMO◆
・バス定期券と地下鉄定期券を1枚の羊城通に纏めることができる。
・定期券を組み込むことのできる新型羊城通は、羊城通サービスステーションや地下鉄駅構内で購入可能。
・新型羊城通の新規発行には、デポジットとして30元必要。
・旧型羊城通を使用している場合、無料で新型に切り替え可能。
・月毎の定期代金チャージは、いつでも可能だが、当月分と次月分までチャージできる。
・定期券の使用期間は、当月1日から当月の最終日まで。月の最終日の時点で定期券の残額はゼロになる。
・その月の定期券を使い終わったら、通常の羊城通として使用可能。
・他に高齢者向け割引、学割、障害者割引などの定期券がある。これらは名前と写真が記載され、本人しか使用できない。
・学割は、上記1、2番の定期券が50元になる。地下鉄はこれまでの3割引から5割引になる。
一般向け新型羊城通は広州市の花である木綿花カラーになるようです。
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