昨今の就職難は、大学院生も例外ではありません。
先日、広州の豚肉販売チェーン店の求人に、1500名もの修士が応募したそうです。
そして、その中から選ばれた30人のエリートたちが、まずは豚肉販売員として、スーパーや市場のカウンターに立つことになっています。
現在、修士の初任給は、年収3-5万元(現在のレートで約41万から68万円)が相場ですが、この企業は、年収8-10万(約110-136万円)を出すそうで、この初任給の高さに魅せられた修士たちが応募したようです。
ちなみにこの企業は、「天地壱号」という広東省で人気のお酢を使った健康飲料を製造販売する会社のグループ会社です。社長は名門北京大学卒で、公務員をしていましたが、脱サラして起業し、大成功を収めました。北京大卒のエリートが包丁片手に豚肉を売るということで話題になった人です。
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