広州には、新快報という新聞があります。先日、この新聞の記者が広州の大手レストラン数店舗に対し、潜伏調査を行いました。大抵のレストランが衛生面で問題あることは、昔から認識されていることですが、今回の調査で、改めて厨房やバックヤードの衛生状況が相当深刻であることが暴露されました。
湖南料理のチェーン店。今回は、東圃店へ潜入。
床を掃除するモップが壊れた時、調理用まな板の上に置いて修理していた。調理用の鍋をモップを洗うバケツ代わりに使っていた。
火鍋チェーン店。天河南二路にある店舗に潜入。
使用済みの食器を消毒したりはしない。漂白剤で洗った後、お湯につける程度。殺したネズミが一晩中テーブルの下に放置されていた。前の客が使った急須とお茶の葉を使い回す。
天河北にある海鮮料理レストラン。
箸置きでハエを殺し、その箸置きを洗うでもなく、そのままテーブルに並べた。
麓湖そばにあるレストラン。
相当汚い布巾で食器を拭いていた。その同じ布巾は調理師が手を拭くのにも使っている。ウェイターが手でエビを皿に盛りつけていた。
茘湾湖公園にある広東料理店。
お茶の葉を洗わず（埃やゴミがついたまま）客に出している。皿からこぼれ落ちた料理を手でつまんで元の位置に戻す。
外食をするなら、衛生的な店を選びたいですね。一番良いのは自炊することです。
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