今年の春運は、例年に比べて切符の入手が難しい状況が見られます。
今年の春節が1/23となり、大学生の冬休み（1/16開始）とかなり接近している為、学生と出稼ぎ労働者の帰省がバッティングしてしまうのが一因のようですが、今回の春運で導入されたネットでの切符販売も切符が買いにくい原因の一つとなっている模様です。
鉄道部の切符販売サイトは、アクセスが集中し、パンク状態です。ログインするのが極めて難しく、あるメディアの試算によると、平均500回のログインボタンクリックで切符が1枚購入できる状況だそうです。
何とか座席を予約できたと思ったら、支払いがうまくいかず、タイムオーバー（予約完了後45分以内にネットバンクで支払いを済ませる必要がある）で一からやり直し、という状況も良く見られています。それはまだ良いほうで、支払いを済ませたのに、何らかのエラーによりシステムに記録されておらず、切符を発券してもらえないという洒落にならない状況も発生しています。
また、実名による切符購入制度が実施されているはずなのに、依然としてダフ屋が横行しています。ダフ屋は、身分証情報のジェネレーターを利用して身分証情報を入手する、自動リダイヤルの装置をつけた電話で切符販売窓口に電話をかけまくる、といった方法を使っているとのこと。
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